我家のイベリアトゲイモリ成体、4匹が90センチ水槽に居るのですが、一昨年、昨年以上にこの秋以降、それはそれは~!無茶苦茶に増えて困ってます(--,)
ここ2ヶ月でポロポロと一度に50個前後の卵を1週間毎に産むという・・・。
今朝、回収した卵です。
かと思ったら1週間前に産んだ卵はこのようになっております。
頭、エラ、胴体、尻尾、ちゃんと準備できているのです。
先週、孵化した子がいっぱい居ます。
ブラインシュリンプを食べてしっかりしてきました。
右の横倒しになっている弱々しい孵化直後の幼生。
ほんの2~3日先に孵化した幼生。これだけの違いがあるのです。
ブラインシュリンプは絶対に必要となります。
いちいち沸かすのがめんどくさい!冷凍でいいやろ~!とケチケチしていては育つものも育ちません。
絶対に生きたブラインシュリンプを最低でも1日1回でいいから毎日与えます。
1週間後には、こんなにしっかりしてきます。
イベリアトゲイモリの幼生は強いと思います。
約7~8割方は育ってしまいます。
100匹居れば70匹ぐらいは育つと思います。
3週間もすれば冷凍アカムシを食べられるサイズまで育ちます。
これで2.5センチ~3センチぐらいでしょうか。
このぐらいから大きさにバラつきが出ます。
積極的に食べる子、強い子はグングン大きくなる。
いつまでも小さな子はなかなか大きくなれない。
そんな場合は早めに小さい子だけ分けてあげるのがいいでしょう。
4センチぐらいになれば相当なムチャしない限り死ぬようなことありません。
この頃から人に馴れるようになります。
ピンセットから冷凍アカムシを与えていると、姿を見れば擦り寄ってきてはしゃいでいます。
一番可愛いときかもしれません。
これまでの経験からひとつ思うことに。
2匹だと喧嘩しない?
複数だと互いに噛みあったり酷いことに!
そして、これくらいの大きさになれば人工飼料にも餌付きます。
ひかりウーパールーパーの小粒、それでも少し大きいけど必死に食べようとします。
更に小さな粒状だと簡単に飲み込みます。
飼育が楽になります。
さて、そんなこと書いている間にも成体のメスは卵を産み続けています。
猛烈なお腹をしています。
かと思えば!1年未満の子も抱接していました。
下がオスです。我家の直系のオス。
上に乗っかるメスは外様のリューシです。
但し、このペアは多分未成熟だと思われます。
例え産卵しても少ない、あるいは無精卵であったりと・・・
一年では成熟とは言えないようで、やはり2年目以降からが本格的になるはずです。
ウーパールーパーのようにオスがゼリー状の精包を出すのは見た事ありません。
でも、この瞬間にオスは精包を出してメスが取り込んでいると推測されます。
案の定、この行為の翌日、翌々日ぐらいに産卵がおこなわれます。
しかしながら、抱接行為は成体になれば常におこなわれている行為なので、抱接があったから産卵があるというわけでもないようです。
とにかくオスは水底でこのような格好でメスが目の前を通るのを待っているのです。
メスが非常に迷惑しているように思えてしまうのです(笑)
そんなこんなで、イベリアトゲイモリ卵、幼生、ヤフオクへ出品しております。
かなり値が崩れてしまっているのは事実!
ショップでは成体しか売られていません。しかもけっこうなお値段がついている。
幼生から育ててみる、あるいは卵からやってみたい。そんな方はお気軽に声をおかけ下さい(^○^)