ウーパールーパー、イベリアトゲイモリに限らずあらゆる両生類、平たく言えば水の中で孵化したもの全てが最初に口にするのはプランクトン。
飼育下で繁殖させて、さて何を与えればとなれば昔からブラインシュリンプが定番。
けっこう面倒ではあるものの、大袈裟に考えずに簡単に孵化させてやってしまおう~と試みているのがこんな感じ。
ブライン卵とコーヒーの濾紙。
規定量の塩水を作って、狭い容器などに適当に入れて、そこへブライン卵をさらさらと入れる。
暖かい場所、例えば蛍光灯の上とか、我家は小さい水槽に浅く水を張りヒーターで22度ぐらいにして、そこへ容器を浮かべています。
約24時間後には肉眼では見にくいようなプランクトンが発生しています。
これがブラインシュリンプ。
スポイドで吸い取りコーヒーの濾紙へ。
塩水は下へポトポト・・・赤いブラインだけが残ります。
何度か真水で濾していく。
こんな感じでブラインだけ残ったらスポイドで吸い取り飼育容器へ注入するのです。
待ってました~! イベリアの幼生がパクパク!
朝夕と2回給餌できれば理想的。なかなか難しいけど・・・。
ウパ幼生ならブラインの期間は1週間から10日程度、強制的にイトミミズへ切り替えていきます。
イベリア幼生はウパに比べると小さいし成長も緩慢。
よって2週間以上もブラインを注入していますが、大きい子たちはイトミミズも口にしているようです。
無理やりでもイトミミズ一本になってくれると相当楽。
が・・・またしばらくすると別のウパ卵が孵化するし・・・当分はブライン沸かしは続けないとなりません。
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