ヤフオクでの生体の発送、ホントのこと言えば今はやめておいたほうが無難ではある・・・。
が、しかし!今もって生体を抱えている以上は出品を続けている。
ウパの今季の出品は秋から再開するとして、イベリアトゲイモリは現在も継続中。
先日、久しぶりに落札があった。
もちろんクール便での発送になるのであるが、逆にクール便は冷えすぎるので危険と否定的な出品者も多いようだ。
両生類に限って言うと・・・暑いより絶対にマシ。
マシというより、むしろクール便ぐらい冷えても大丈夫。冷えるべきと書こうか・・・。
クロネコヤマトに問い合わせると約10度以下・・・5度以上だとの回答。
冷やすことで代謝も鈍り輸送のストレスも減るはず。
つまり行動力が鈍るので半分は寝たような状態に。
否定的な意見を述べる人は爬虫類のように考えておられるのかも?
中には冬にはウパにカイロを?
そんな発送をしているのにも驚かされる。
氷点下にならない限り大丈夫。
話を戻すと・・・。
もし?これがクール便でなく保冷剤だけだったとしたら・・・。
常温の荷物と一緒に輸送。
夕刻に発送、保冷剤で最初は良いとしても・・・翌朝には保冷剤の効果もなくなり、午前着としてもトラックの荷室は外気温と同じ・・・水温は相当に上昇するだろう。
到着して倉庫で待たされる。
クロネコの常温の倉庫は炎天下の野外にある。この時点でアウトかも!
とにかく今の時期はクール便が絶対に安心だといえる。
発泡箱のビニール袋の中で待機するイベリア幼生たち。
この間、実は少しずつ水温を下げていっている。
15度まで下がった。
ちょうど快適な水温なのかもしれない。
クロネコヤマトに行くとここからさらに5度以上下がるわけだが、まったく問題はないと思う。
そういう点では両生類は温度に幅があり楽なのではないか。
そんなイベリアたちだったが、クール便で無事に到着したと報告があった。
到着したからといきなり飼育水に入れてはならない。
急激な水温の変化は恐ろしい。
まずは到着したらそのまま常温に戻していく・・・そこから飼育のスタート・・・とアドバイスしておいた。
そしてもうひとつ気をつけたいのは!!
変態直後にちょくちょく見かけるシーン。
ほぼ一生を水中で過ごす。水から上がることがないと思われるイベリアだが、この時期に限ってか?こういうシーンを見せる。
必ず蓋を忘れないこと。